TVアニメ「DIGIMON BEATBREAK(デジモンビートブレイク)」で久遠寺マコト役を務める関根有咲さんと、キロプモン役の久野美咲さんの対談インタビューが公開されました。物語の第9話・第10話でキロプモンが進化形ナイトキロプモンへと変化し、放送開始から約2カ月で早くも中核キャラクターのドラマが大きく動いたタイミングに合わせた企画です。

2年ぶりの新作となる本作は、AIサポートデバイス「サポタマ」と、人間の感情から生まれるエネルギー「e-パルス」を軸にした近未来SFが特徴です。関根さんは「ビジュアルから令和的で大人向け」、久野さんも「AIが出てきて、少し先の未来を想像できる」と語り、1999年の『デジモンアドベンチャー』から続くシリーズの中でも、大人も楽しめるトーンが強いと分析します。主人公・天馬トモロウの繊細さや、パートナーデジモンが「人の感情から生まれる存在」と再定義された点も、新作ならではのポイントといえます。

第9話・第10話では、パートナーデジモンの存在が“悪”とされる環境で育ったマコトの過去が描かれました。10歳ながら落ち着いたマコト像について、関根さんは「背負ってきたものの重さが責任感につながっている」と解釈。一方、久野さんはキロプモンの視点から「自分のせいでマコトの居場所を奪ってしまったかもしれない」という罪悪感と、それでも共にいることを選ぶ絆を読み取り、その感情の積み重ねがナイトキロプモンへの進化の動機になったと推測しています。

アフレコ現場では、主人公トモロウ役の入野自由さんらを中心にした和やかな雰囲気の中、テンポの速い映像に合わせたマイクワークでチームワークも向上。プライベートでも一緒に遊びに行くほど距離が縮まったという2人は、「マコトとキロプモンは、作中でも現場でも“バランサー”のコンビ」と口をそろえます。今後は新キャラクターの登場や、トモロウとゲッコーモンの関係変化など、毎話「続きが気になる」展開が続く見通しで、シリーズ25年以上の歴史を持つデジモンの新たな進化をどう見せるかが注目されます。

【作品情報】

DIGIMON BEATBREAK(デジモンビートブレイク)

フジテレビ他にて、2025年10月5日から毎週日曜朝9時放送

source: PR TIMES

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